筋肉痛を回避!脚を美しく魅せる「バレエ筋肉」をつくるトレーニング

【ふくらはぎの筋肉】

バレエの動きではバランスをとったり、テクニックを安定させるため様々な筋肉を駆使しています。バレリーナと聞くと、女性だけでなく男性ダンサーも細く痩せていて、身体がやわらかいといったイメージがあると思います。確かに筋骨隆々でボディービルダーのように大きく太い筋肉のダンサーはあまり見ませんが、実は細く、しなやかな筋肉がきちんと正しく鍛えられています。美しい姿勢や美しいふくらはぎを手に入れるには、正しく効果的なトレーニングを行い、正しい筋肉の付け方が大事になってきます。筋肉には、瞬発力が求められる動きで重要になってくる速筋(白筋)と、持続力が求められる動きで使われる遅筋(赤筋)があります。 短距離走の選手が鍛えるべき筋肉が白筋で、この筋肉は鍛えれば鍛えるほど見た目はごつごつしていきます。赤筋は酸素・カロリーをエネルギー源として長時間持続的に使用することのできる筋肉で、マラソン選手向けの筋肉です。 つまりバレエダンサーに求められるのはこちらの筋肉です。白筋は鍛えすぎず、必要のない筋肉は落とし、赤筋を鍛えることでバレエダンサーらしいレッグラインを手に入れることができます。

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【トレーニング後のマッサージとプロテイン】

遅筋を鍛えるには有酸素運動や筋トレなどが有効的ですが、筋肉の質を柔らかくすることも重要なポイントです。筋肉が硬くなってしまう主な原因はストレスです。トレーニングした後は筋肉をほぐしたりマッサージをしましょう。 また筋肉を効率的に鍛えるためにはプロテイン、というのはよく耳にします。プロテインは大きく分けて、ホエイプロテインとソイプロテインに分けられます。ホエイプロテインは牛乳が原料のプロテインで、消化吸収率が良く、白筋を大きくするのに適していると言われます。目的にもよりますが、一般的には男性向けと言えます。 ソイプロテインは大豆が原料のプロテインで、消化吸収がゆっくりで、赤筋を強くしたり食事制限するのに適していると言えます。大豆は女性ホルモンに似た効果があることでも有名で、女性向けと言えます。

オススメの本

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美人をつくるストレッチ 津下 香織/津下 麻里亜【監修】

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