バレエの美しさはつま先から!つま先を伸ばすトレーニング法|NOAバレエ教室 キッズ
-はじめに
バレエをはじめるにあたって由来を知ることやどうしてつま先立ちでやるのか、どうして練習をしたらいいかが分かっているとよりバレエが楽しく踊れるかもしれません。今回は、大人になったときにつま先立ちができるようにつま先立ちについて紹介します。
■ なぜバレエはつま先立ちなの?
バレエの歴史に関係があり、約400年前まで女性は舞台上で踊ることさえも禁止されていましたが、その約50年後から舞台上で踊れるようになりました。踊ることができても重いドレスとハイヒールで踊らなければなりませんでしたが、その約100年後にやっとハイヒールや重たいドレスから解放されて踊ることができました。
そのことから新しいステップを試みはじめ、つま先立ちもそのステップの一つとして始まりました。はじめはバランスをとる程度のものでしたが1827年にマリー・タリオーニがそれまでになかったつま先立ちで踊って見せてバレエ界を驚かせました。
それ以来、妖精や魔女の世界観を表現するロマンティックバレエでつま先立ちが主流になりつま先立ちで踊るようになりました。
■ ポアントとルルベの違いとは
ポアントは完全にトゥシューズを履いて完全につま先立ちをしている様子を指します。ルルベはフランス語で「引き上げる」という意味があってポアント状態になるまでの様子を指すこともありますが、基本的には足の指5本で立っている状態です。
■ つま先立ちができない原因とは?
つま先立ちをするには、重心の置き方がかなり重要になってきます。重心の位置を間違えるとけがをすることがあります。
つま先立ちができない原因として筋力が足りていない可能性や、つま先立ちをするまでに完全な練習ができていない可能性や、体感がぶれている可能性があります。
完全につま先をするまでに段階が5つあります。5本指でつま先立ちする状態からバレエシューズで練習し、重心が分かるようになったときにトゥシューズでつま先立ちをする練習をしていくことが大切です。
■ つま先を伸ばすトレーニング方法
スーパーボールを使ったトレーニング法とゴムを使ったトレーニング法があます【スーパーボールを使ったトレーニング法】
1、まずスーパーボールを用意します。2、つま先の前にスーパーボールを置き、その前に立ちます。
3、足の指でスーパーボールを掴みます
4、掴んだらつま先を伸ばした状態で10秒キープ。
5、掴んだボールをゆっくりと床の上に置きます。
6、1~5を5セット繰り返しましょう。
【ゴムを使ったトレーニング法】
1、ゴムを用意します。2、足の指全体にゴムをかぶせます。
3、そのまま息を吸ってかかとを押し出すようにします。
4、息を吐きながらつま先をぎゅっと前に伸ばします。
5、次に足の指を一本ずつ同じことを繰り返します。
6、1~5を3セット繰り返しましょう。
■ 家で出来るストレッチ&ケア方法
1.椅子や床に座って足先がリラックスできる状態を作ります。2.両足同時に力を加えてつま先を丸めてグーの形を作りそのまま5秒キープ。
3.力を抜いて1の状態に戻します。
4.指の間を開いてパーの形を作りそのまま5秒キープ。
5.力を抜いて1の状態に戻します。