バレエ団の顔「プリンシパル」とは?|NOAバレエ教室キッズ
はじめに
世界には、多くのバレエ団が存在して数多くのバレリーナが活躍しています。バレエ団の中ではダンサーの階級が定められ、階級に沿って配役も決められます。人を惹きつける魅力を持ったバレエ団の顔となるダンサーは、どのような存在なのかご紹介していきます。
プリンシパルってなに?
バレエ団のなかで最高位のダンサーに与えられる階級、もしくはそのダンサーのことです。特に男女関係なく、テクニックも演技力も兼ね備え、ダンサーとして頂点を極めたバレエ団の顔とも言います。芸術監督がソリスト級のダンサーを主役に抜擢することもあるため、{プリンシパル=主役}と言い切ることはできませんが、主役を踊ることが多い特徴があります。
またバレエ団によって呼び方や階級にも違いがあります。英国ロイヤル・バレエ団では、主役を踊るダンサーのことを「プリンシパル」と呼んでいます。一方でパリ・オペラ座バレエ団では、フランス語で{星}の意味の「エトワール」と呼び、最高位のスターダンサーに与えられる称号とされています。
プリンシパルに求められるものとは?
男性、女性の区別はなく、主役を踊ることのできるような実力や華やかさ、そして美しさを持ち合わせたダンサーが「プリンシパル」に選抜されます。
バレエ団での、ダンサーの階級で上位の「プリンシパル」や「ソリスト(ソロパートを踊る階級のダンサー)」は、プレッシャーに打ち勝つような忍耐力が必要となります。そのためには、集中して練習に臨んだり、成功体験をイメージしたりするなど、自分なりの方法で自信をつけていくことが求められます。
最後に
いかがでしたでしょうか。日本人の中でもプリンシパルとして、英国の地で活躍されている方もいらっしゃいます。ぜひ、何か目標を決めて、バレエに挑戦してみませんか?