しっかり治そう!バレエ反り腰の原因と改善方法をご紹介!|NOAバレエ教室

2024.06.24

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はじめに

みなさん、普段から姿勢は正していますでしょうか?
意識しないと自然と楽な姿勢が身についてしまい、猫背や反り腰になってしまう原因にもなります。
今回はバレリーナの方に多く見られる反り腰について見ていきましょう。

バレエでの反り腰、その原因とは?


バレエをやっている方に多いと言われている反り腰ですが、なぜそう言われているかというと理由としてはバレエにはアンデオールという足をがに股にして立つ動作があります。

バランスが不安定になる動作が多い為、姿勢をキープできずに腰で姿勢を支えた結果反り腰になってしまうケースが多いです。

なぜ反り腰になってしまうかというと体幹の筋肉をうまく使えてないとなりやすい為、まだ体幹の使い方を掴めていない子供や始めたてで体幹がない人などにおこりやすくなります。

反り腰のまま踊り続けてしまうと腰痛を引き起こしてしまう原因になるため、パフォーマンスにも影響が出てしまいます。反り腰を改善するためにも正しい骨盤の位置と姿勢を体で覚えましょう!

反り腰を改善するための効果的なストレッチとトレーニング法


反り腰を改善するストレッチ方法として主に挙げられるのは、背中の柔軟性を改善するストレッチと太ももの前の柔軟性を改善するストレッチです。

背中のストレッチの方法はまず四つん這いになり両足は肩幅に開きます。
息を吸ってから吐くタイミングで背中を丸め、息を吸うタイミングで背中を反らします。

これを10回ほど繰り返します。太もものストレッチは椅子に対して横向きに立ち、背中をまっすぐに伸ばした状態で軽く腰掛け、右足を斜め前に出し、左足を斜め後ろに大きく引きます。

背中はまっすぐの状態でお腹を突き出すように右足に体重を移します。
左太ももの前側が伸ばされてるのを感じた状態で20秒キープします。これを反対側も同じように取り組みます。

次に反り腰を改善するための効果的なトレーニング方法ですが、1つ目はヒップリフトです。
仰向けになり両膝を立てます。胸から膝まで一直線になるようにお尻を浮かせて10-20秒キープします。

これを3-5セット行いましょう。この時腰が反らないようにお腹に力を入れてお尻を上げすぎないことがポイントです。

2つ目はレッグレイズです。
仰向けになり手のひらを床につけます。膝は伸ばしたまま垂直まで足を上げて床に着く直前までゆっくり下げて数秒キープを10回します。

この時足を下ろすときに腰を反らないようにお腹に力を入れて呼吸を忘れないように意識します。
ストレッチもトレーニングも改善にするには必要なものになるのでどちらも試してみましょう。

プリエからポワントまで!バレエでのお腹と姿勢を鍛える方法


プリエからポワントまでの立ち方ですが1つではなく実は2つあります。

1つはプリエをしている状態から、ポワントに立つ際に軸足がそのままつま先に重心がかかる立ち方。

2つ目は軸足にしているほうをそのままつま先に重心をかけるのではなく、つま先をかかとの方にスライドさせてポワントに立つやり方です。
どちらも間違えなどはないので振付によっても異なるかと思いますが、どちらも使うときが来るかもしれないのでできるように準備をしましょう。

最後に


今回は反り腰についてと治しかたについて話しましたが、みなさんは反り腰だけでなく姿勢は意識していますでしょうか?
姿勢ひとつで見え方や印象は全然違います。姿勢を正すには意識と筋トレが重要なことが分かったかと思います。

反り腰で悩んでいた方もストレッチやトレーニングを試してみていただき、周りから羨ましがられるような姿勢を目指して頑張りましょう!