猫背脱却!バレリーナのようなスッと伸びた姿勢になりたい!|NOAバレエ教室

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 小さな顔、スラっと伸びた細い首、しなやかな背中...バレリーナの立ち姿は、どこから見てもうっとりとしてしまいますよね。
大人になってからも姿勢は日常のちょっとした意識で変えることができます。
ここでは姿勢改善に効果的なバレエのポーズや動きを紹介していきます。


■ 正しい姿勢とは?


スマホを見ているとき、つい猫背になっていませんか?
矯正が必要な程のひどい猫背は首・肩のコリ、頭痛、代謝の低下、内臓機能の低下、骨盤の歪み等、様々な不調の原因となります。子供の猫背は特に、成長の妨げとなってしまう為とても深刻です。
正しい姿勢とは本来、自然な背骨のS字カーブを保ち、身体に一番負担がかからない姿勢のことを言います。そのためには骨盤と周りの骨を支える筋肉を強くすることが重要です。


■ 猫背改善!姿勢が良くなるポーズ


(1) アンドゥオール


 フランス語で「外」「外旋」という意味のこの動きは、主に外側に足を回すことを指します。この時忘れてはいけないのは、足先ではなく足の付け根からターンアウトすることです。アンドゥオールのためには、内転筋、腹筋、背筋、足の裏、お尻の筋肉(大殿筋、中殿筋)を使います。

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☆第一ポジション
踵と踵をつけ、つま先を外に開くこのポーズは、バレエの基本ポジションの一つです。手をバーの上にやさしく置き、肩甲骨間の空間を広げるよう意識しながら腹筋を引き上げます。


(2) 白鳥のポーズ


☆羽ばたく白鳥のエクササイズ 
背中を使って白鳥が羽ばたく様子を表現します。
手のひらを下に向けて手先、手首、ひじ、肩甲骨を動かします。手首から先は上下に、肘は円を描くように動かします。大きな動きと小さな動きを交互に繰り返します。
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☆オデット姫のポーズ
手はアンオーからアロンジェにし、後ろへ反っていきます。首がつまらないように肩甲骨は下へ向けて意識します。上体は腰から曲げないように注意!カンブレをする時は鎖骨を天井に向けるイメージで後ろへ伸ばします。
猫背3.jpgのサムネール画像


(3) プリエのポーズ


 プリエでは正しい姿勢を保つための身体の「軸」を強くしていきます。バーがない時は椅子の背もたれやテーブルに優しく手を置きます。


☆ドゥミ・プリエ 
第一ポジションからゆっくりとプリエをしていきます。ゴムを上下に引き伸ばすようなイメージで、上体は上へ伸ばし続けます。この時膝とつま先は同じ方向を向きます。
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☆グラン・プリエ
 ドゥミ・プリエよりも深いプリエです。ドゥミ・プリエの引き上げを保ったままグラン・プリエをします。下りた時お尻が出ないように注意!
まっすぐ下りて、ドゥミ・プリエの位置を通り第一ポジションに戻ります。


■ 背中だけ気にしてない?腹筋も大事!


もちろん、美しい姿勢の為には背筋はとても重要な役割をはたします。ただ、腹筋と背筋のバランスが背筋に偏ってしまうと「反り腰」と呼ばれる姿勢になってしまいます。反りすぎず、前かがみにもならないような美しい姿勢の為には、どちらもバランスよく鍛える事が大切です。


-終わりに


ここで紹介した以外にも、バレエには姿勢改善につながるポーズや動きがたくさんあります。NOAバレエスクールでは受ける方のレベルに合わせたレッスンを多数用意しております。初めての方から経験のある方まで、現役のバレエダンサー、バレリーナがお手本となって教えてくれます。
素敵な先生と一緒に楽しくレッスンをしながら、皆さんも姿勢美人を目指しましょう!


☆お手本をしてくださった先生
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和田 優奈先生
<Lesson>
都立大校 2Bst(木)14:00〜15:30 バレエ【超入門】
秋葉原校 6st(月)12:30〜14:00 バレエ【入門】
新宿校 Dst(火)12:30〜14:00 バレエ【入門】
新宿校 Dst(火)14:00〜15:30バレエ【ポワント】
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