-はじめに
バレエをやっている人の足長ですらっとした脚のラインには誰もが憧れますよね。ただ使い方によっては太ももが太くなってしまうことも!?
今回は、太ももが太くなってしまう原因と改善方法について詳しくお話していきます!
今回は、太ももが太くなってしまう原因と改善方法について詳しくお話していきます!
■ バレエの太ももは悩みの種
バレエのレッスンに励んでいる子供、大人、プロのバレエダンサーでさえも悩みの種の一つになっているのが太ももの太さ。太ももの外側がたくましく発達してしまうとバレエらしさがなくなってしまうのです。
バレエでは体の内側に意識を持って、柔らかさとしなやかさのある筋肉をつけることを理想とし、足のポジションひとつとっても内ももやひざの裏、足の裏に意識をもってトレーニングしています。
太ももの内側が筋肉痛であれば正しく使えている証拠ですが、外側の筋肉が痛むようなら、間違った使い方をしていると言えます。
太ももが太くならない為には、正しい筋肉の使い方を意識する必要がありますね。
■ レッスンで太ももが太くなってしまう原因とは?
バレエのレッスンで太ももが太くなる大きな原因は「太ももの外側の筋肉を使いすぎる」ことです。バレエの先生がよく言う、「内ももの筋肉で足を上げて」や「アンディオールして」は外側の筋肉を使う量をできる範囲で最小限に使うための正しい注意です。
できるだけ内側の筋肉を使うことを頭でイメージしながらレッスンする訓練が必要になってきます。
そして外側の筋肉を使いすぎて硬くなってしまったらどうなるのか。
太ももの外側の筋肉がパンパンに硬い
→血行が悪くなる
→新陳代謝が悪くなる、疲労物質がたまる
→むくみが生じて見た目も太くなる
といった悪循環が起こります。
太ももの筋肉の量も質も個人差がありますが、ある程度外側の筋肉が硬くパンパンに感じられるようになってしまったら注意が必要です。
■ 筋肉の付け方と身体の使い方
バレエで使う筋肉はほとんどが表に見えにくい筋肉です。インナーマッスルとも呼ばれ、美しい体のラインをつくるために欠かせない筋肉になります。
太ももの内側の筋肉を使うために、以下の3点を意識してみてください。
① アンディオールにすること
② おしりをしっかり中心に締める
③ 腹筋と背筋で体を支えて引き上げる
アンディオールとは骨盤を回転させて、内側を見せるように足を使うことを言います。
バレエではかかとをしっかり内側から見せ、膝を横に向けるのが基本です。これが内ももの筋肉を使う動きになります。
また、おしりが二つに分離して開いてしまうと、足も間違った筋肉で支えることになります。
そして足だけで動かすのではなく、腹筋と背筋で体を引き上げ、足に負担をかけないように意識するだけで、太ももが太くなるのを改善できます。
■ 太もも痩せの改善方法
内ももの筋肉を意識するためには自宅でできるストレッチが効果的です。ストレッチで脂肪や筋肉がほぐれると、太ももの柔軟性が向上し、血行が促進されます。血行が良くなるとむくみの改善や脂肪の燃焼など、太もも痩せの効果が期待できるので、内ももの筋肉をしっかり伸ばすストレッチをご紹介します。
① 太もも内側のストレッチ
1. 仰向けになり、床と直角になるように両足を上げる2. ひざを曲げず、両足を横に大きく開く
3. 痛気持ち良いと感じる程度に開いた状態で20秒ほどキープ
② 太もも裏側のストレッチ
1. 眺めのタオルの両端を持ち、片足の裏側に引っかける2. そのまま仰向けになり、タオルを引っ張りながら足を垂直に伸ばし、20秒ほどキープ
3. 反対の足も同様に行う
これらのストレッチを習慣にすると、むくみのないすっきりとした太ももに近づくでしょう。
-終わりに
いかがでしたでしょうか。太ももが太くなるにはそれなりの原因があることが分かっていただけたでしょうか。内側の筋肉を意識するという感覚を掴むには時間がかかるかもしれませんが、正しい筋肉の使い方を知り、憧れのすらっとした脚を手に入れましょう!