トレーニングに最適?!バレエとピラティスの関係性について知ろう

2024.11.20

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■ はじめに

みなさんは、ピラティスやバレエが体にどんな影響があるかご存知ですか。本日はピラティスバレエについて詳しくご説明したいと思います。


■ バレエとピラティスの基礎知識:共通点と相違点とは?

ピラティスとバレエの違いとしては、ピラティスは力強さと滑らかさを持つ身体作りのための最適なエクササイズに比べ、バレエは、ダンスの一種とされています。バレエにはモダンバレエ、クラシックバレエとジャンルが分かれていて、多くの人がイメージするバレエはクラシックバレエが多いでしょう。


また、共通点としてバレエとピラティスは呼吸法が共通しています。バレエでは横隔膜を意識して呼吸を行っています。ピラティスでも同じく、呼吸法を取り入れているため、ピラティスを続けていくことでバレエに必要な呼吸法のトレーニングにもつながります。


■ バレエの柔軟性とピラティスの体幹トレーニングの融合方法

バレエに求められる体幹を鍛えるためには、体の深層部にあるインナーマッスルを鍛えること、正しい姿勢を維持することがとても重要です。
ピラティスは、バレエと同じように体幹を鍛えることができます。ピラティスのエクササイズは、低負荷でゆっくり流れるような動きで行うため、インナーマッスルが鍛えられ、インナーマッスルが鍛えられると、関節を安定させることができ、正しい姿勢をキープしたり、内臓をしっかりと支えてボディラインの崩れを防止するのにも役立ちます。ピラティスでは体幹のインナーマッスルを中心的に鍛えるため体感が安定し、バランス力が高まります。


また筋力と安定性、可動性と柔軟性をバランスよく健康に高められるため、長時間の練習や疲労によって姿勢が崩れてしまうこともなく、身体を機能的に動かすことができるようになります。ピラティスは怪我をしない体作りに役に立つと言われています。
バレエにおいても、美しいラインを作るために体の柔軟性が必要になります。バレエに必要な柔軟性もピラティスでは向上することができます。


■ ピラティスの効果を最大化するバレエエクササイズの取り入れ方

ピラティスはゆっくりとした動きでおこなうエクササイズであり、バレエなどと関係ないように思われるかもしれませんが、バレエで大切になる基本姿勢はピラティスと共通しています。
そんな中で、ピラティスの効果を最大化するバレエエクササイズは3つあります。


1つ目としてはルルベというものです。ルルベとは「高く引き上げる」という意味で、つま先立ちのような状態を指し、ふくらはぎや足先をしっかり使うことで、脚全体の血流が良くなり、冷えやむくみの解消にも効果的です。


2つ目は、デガジェピケです。「デガジェ」は「解放する」=真っ直ぐに伸ばした足を床から持ち上げた動きを、「ピケ」は「刺す」=つま先で床を軽くノックする動きを意味します。デガジェピケらヒップアップの効果が抜群の な為、お尻が垂れてきたなと感じる方におすすめです。


3つ目は、グランプリエです。「グラン」とは「大きな」、「プリエ」は「足の屈伸」を意味します。このエクササイズは太ももの内側の内転筋を伸ばしながら使って鍛えることができ、脚全体の引き締め効果があります。
バレエ経験がなくても問題なく始められるエクササイズです。負荷が大きくないので、運動経験があまりない方や高齢者でも挑戦しやすいです。


■ バレエとピラティスのダイエット効果と心身の健康メリット

バレエとピラティスのは、基礎体力や基礎代謝の向上に繋がるため、結果として痩せやすい身体を目指せたり、美容効果を期待できたりします。また、ピラティスは自分と向き合いながら運動を行っていくため、心身の調和を保つことができます。
また、身体だけでなく心を整えるという精神的な安定効果もあります。胸式呼吸による交感神経への働きかけ、深い呼吸を行うことでのリラックス効果、身体と動きへの意識による集中力の高まりなど心を落ち着かせてすっきりした気持ちを得ることができ、日々のプレッシャーによるストレスの軽減に効果的です。


■ 最後に

ピラティスをすると、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」という物質が分泌され、セロトニンが分泌されると、気分が落ち着いたり、ストレスが軽減したりするといわれています。毎日わずか10分間続けるだけで、より良い姿勢を維持し、生活におけるあらゆる動作の質を高め、疲れの蓄積を抑制する効果が期待できます。毎日10分でもいいので少しずつ毎日始めてみてはいかがでしょうか??