バレエ用品は揃えたけど・・・このレオタードどうやって着るの?

2018.12.18

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バレエに必要な物や選び方について以前ご紹介しましたが、実際に購入した後も自宅などで試しに着て見たけれど、着方はこれであってるのかな?どうもしっくりこないなど新たな不安や疑問が出てくるかもしれません。バレエレッスンに必要な物の確認も合せてご紹介していきます。


■ まずは確認!レッスン着は揃ってますか?

バレエレッスンに必要な物としてまずこの3点は欠かせません。
・レオタード
・バレエシューズ
・タイツ
以上です!
ご準備頂けていますか?確認をお願いします。


■ レッスン着の着る順番とポイント

レッスン着の着方は決して難しい訳ではないのですが、ちょっとしたポイントはあるようなので、ご紹介していきます。


 まず、レオタードからショーツがはみ出していたり、タイツがよじれていたりすると、動きにくく見た目にも美しくありません。
身体のラインをきれいに見せるためにも、レッスンウェアはそれぞれのアイテムをきちんと着ましょう。


① ショーツをはきます

お尻をすっぽり包みこむように。


② タイツをはきます

タイツは一度たぐり寄せてから、はくようにしましょう。


③レオタードを着ます

きれいに着れているかどうか、チェックしましょう。
レオタードを着るときに、いきなり衿ぐりや肩ひもをひっぱってしまうと、肩ひもが切れたり、腕まわりがきつかったり、お腹まわりにしわが寄ったりしてしまいます。
レオタードはきちんと着ることでより身体にフィットします。
タイツなどをはくときの要領で、レオタードを脚口部分にたぐり寄せます。脚口を開いて脚を入れ、下半身部分にぴったりフィットするようにたくしあげます。
袖(肩ひも)に片方ずつ腕を通し、肩の部分と衿ぐりを整えます。


<補足>
① ショーツの補足です。
海外だとレオタードの下にパンツを履かない方も多いそうですが、日本では一般的にレオタードの下にはショーツを履きます。気を付けたい点としてはレオタードからはみ出しているのは恥ずかしいですよね。なので、よくある対策は、レオタードの上にスパッツを履くという手段です。あるいは、ややハイレグ気味のパンツを履いておいて、スカートを巻くという手もあります。
プロフェッショナルを目指す生徒であれば、スパッツやスカートは禁止ですから、その場合にはバレエやダンス向けに販売されている肌色のTバックを着用することもあるようです。


② タイツの補足です。
バレエの世界にもやはり流行はあるようで、数十年前の常識と真逆な事が今の常識になっていることもあるようです、その中にはタイツの履き方もあり割と一般的になっているのがレオタードの上から履くタイツです。
普通だと、まずはタイツを履いて⇒その上からレオタードを着ますよね?
それがレオタードの上から履くの場合、先にレオタードを着て⇒その上からタイツ、なのです。
思えば服のトレンドも、『そのまんま着ない』のが流行り。フェミニンな服であってもスニーカーでカジュアルダウンしたりスポーティなサンダルを合わせたりと、"きれいな服をきれいなまま着ない"コーディネイトが主流ですよね。


バレエの世界にも、"着崩し"や"カジュアルダウン"という、こなれ感重視のファッション・トレンドの波が押し寄せているのかもしれませんね。
上から履くタイツのメリットとしては、
暑くなった時、ベロンとウエストゴムを返すだけでお腹まわりの通気性UP!
普通の先にタイツを履く着方ではこれはできないないので暑がりさんにおススメだそう。


もう一点は、スカートやパンツを中におり込んでサイズ調整できる
スカート丈も調節できてとっても便利、巻きスカートがぐるぐる回らないそうです。
タイツの履き方一つにしても様々だということがわかりますね、自分に合った履き方を探して頂ければと思います。


③ レオタードの補足です。
レオタードには水着などのように胸を補強するパッドなどは基本的に着いていません。プロのバレリーナにいたってはプロや幼少からバレエを続けている方は体脂肪が少なく、胸がバレエの動きに差し支えるということも少ないです。そのため、下着を付けるという発想が出てきません。バレエの先生の頭の中で「下着は付けないもの」というのが当然になっていて、疑問にすら思われないかこともあるそう。ですが、大人になって始められる方には必要かと思います。
バレエ用にはボディファンデーションという名称でインナーウェアががあります。それは胸をサポートするブラジャーの役目はありません。体のラインを消す程度です。サポートという点でいうと体操向けのものはしっかりとサポートしてくれます。お勧めはヌードタイプのスポーツブラです。特に、体操向けのスポーツブラがお勧めです。


■ エレガントに見せたい!巻きスカートの巻き方

バレエのレッスンといえば、レオタードにタイツ!その印象はとても強いですよね。
レッスンウェアのスタイルはスタジオや教室によって異なります。スカートはNGというところや、レッスン着はレオタードでなくても何でもOK!という所もあるので、本当に様々です。


バレエは、どれだけ自分の身体のラインを美しく見せるか、それを極めるためにバレリーナたちはレオタードを着て、鏡に映る自分の身体と向き合っています。
バレエは、あらゆる方向に身体を動かします。そのためレオタードはフィット感や着心地がよく吸汗性にも優れています。バレエを踊るのにはレオタードが最適ということなのです。


それでも、バレエを習い始める頃は、レオタードに抵抗があるのは当然です。いつも隠れている自分の身体のラインを自分だけではなく他の人にも見られるという事になるのですから。
ですので、いきなりのレオタードのみはちょっと・・・という方にはバレエのフレアスカートや巻きスカートが取り入れやすく、抵抗も減るのでオススメです。


実際にスタジオなどで巻きスカートを着ている方は多いです。服装に特に決まりの無いスタジオでは講師の先生方も愛用されています。
巻きスカートは種類や素材、長さも様々で実際選んでいるとかなり楽しいです。無地の物から柄物まで、あくまでレッスンの内容が一番としても自分自身の気持ちもUP出来るとしたら、お気に入りの巻きスカートをいくつか持っておくのも良いかもしれませんね。


-終わりに
一般的なレオタードの着方をご紹介してきましたが人それぞれ体型は異なるものですので何が自分に合っていて、しっくりくる着方なのかはぜひ色々試して頂けるといいかと思います。実際にレオタード、タイツ、巻きスカートなど様々な種類が販売されており選べる数はかなりのものになります。着方をマスターしてレッスンに集中できるように、そしてレッスンを楽しんでいただけるように参考にして頂ければと思います!