日本で唯一! 国立劇場所属のバレエ団とは?|NOAバレエ教室

2024.06.06

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はじめに

みなさん、国立劇場に所属のバレエ団があること、知っているでしょうか?国立劇場には日本唯一のバレエ団があります!
今日はその国立劇場所属のバレエ団についてご紹介いたします。

新国立劇場とは

まず、新国立劇場とはご存知でしょうか?
新国立劇場とは、オペラ、バレエ&ダンス、演劇の3部門の芸術監督のもと、それぞれの作品にふさわしい劇場で上演していることをいいます。オペラパレス、中劇場、小劇場の3つの劇場を活用し、年間なんと約300ステージの公演を行ってることで有名です。また、上演3劇場の違いは大きさや内装だけでなく、残響時間、目的に合った整備がされた劇場建築です。世界で有名なオペラハウスと比べても負けてない劇場と言われています。

新国立劇場バレエ団の歩み

新国立劇場について、紹介しましたがその新国立劇場のにバレエ団体があります。
新国立劇場バレエ団は、新しい舞台芸術の拠点としてオープンした劇場とともに1997年に発足しました。
代表的な『白鳥の湖』をはじめとし、古典作品だけでなく、20世紀の名作から現代振付家の作品、オリジナル作品まで多くにわたり取り組んできました。2008年米国ケネディ・センターで海外デビューして以来、主要劇場から招待を受け絶賛され、バレエ好きには「新国=シンコク」の愛称で知られています。
また同年、現代英国を代表する振付家デヴィッド·ビントレーさんが芸術監督に就任し、新国立劇場バレエ団のために新作の全幕バレエ『アラジン』を振り付けしました。2011年にも彼の振付、全幕バレエ『パゴダの王子』が世界初演されました。

2014年には、バレエ団芸術監督に就任した大原永子さんのもと、国際共同制作によるウィールドン振付『不思議の国のアリス』の上演のほかにも、多くの制作も成功を収めました。このように、新国立劇場バレエ団は日々進歩し続けています。
また、新国立劇場バレエ団には研修生による研修所もあり、日本で唯一の国立劇場付属のバレエダンサー育成機関として2001年に開設しました。プロのバレエダンサーとして重要な技術を磨くだけではなく、舞台経験も積みながら、さまざまな知識を学びバレエダンサーとしての表現力を身に付けることができます。

入所試験には毎年80~90人が応募し、倍率は5倍を超えると言われています。研修期間は原則で2年間とされており、実技を中心とした1~3次の試験に合格すると3年間の研修が始まります。1年目は発声や身体表現の基礎訓練をし、2年目は実践的な演技技術を伝統芸能を含めて幅広く学び、3年目は舞台実習が中心となります。このような厳しい研修やオーディションを経て、バレエ団員としての公演をすることが出来ます。

新国立劇場バレエ団の上演演目

バレエは、綺麗な衣装を来て踊る姿を想像する人は多いと思います。そんな中で、バレエの上演項目をいくつかご紹介します! 『アラジン』『シンフォニー・イン・C』『ペンギン・カフェ』『火の鳥』『白鳥の湖』『シンデレラ』『ドン・キホーテ』などがあります。
バレエといえば、古典バレエの名作バレエの音楽としても広く知られている、「白鳥の湖」のイメージが多いかと思います。白鳥の湖は、白鳥オデットと悪魔の娘(黒鳥)オディールを同じバレリーナによって演じ分けられます。

お子様連れの方だと「くるみ割り人形」は間違いなくオススメです。 くるみ割り人形は「クリスマスの夜に主人公が夢見る」おとぎ話で、風に揺れてふわふわと舞っているように、つぼみから1枚ずつの花びらが花開くように踊る姿が特徴となっている演目です。

最後に

新国立劇場バレエ団の上演演目をいくつかご紹介させていただきましたが、みなさんご存知な演目はありましたでしょうか?
いまご紹介した演目もほんの1部にすぎません。私もバレエ経験がないですが、いくつか上演演出の中で知っていたものがありました!
今回調べてみてより他にもどのような上演演目があるのか調べて見たいと思いました。