-はじめに
バレエ鑑賞したことがある方もない方も世界の有名な劇場に一度は行ってみたい!と思ったことはありませんか?バレエを観に行くのはもちろん、素敵な劇場に足を運べるのもバレエ鑑賞するうえで楽しみのひとつです。今回は世界で有名なバレエ劇場を厳選して5か所ご紹介します。
■ オペラ・ガルニエ
オペラ・ガルニエはパリの中心にあるオペラ座でガルニエ宮とも呼ばれています。その名の通りオペラやバレエが上映される劇場で、世界でも有名な観光名所として知られています。1979の座席が5階に配分されていて観客席は伝統的なイタリアの馬蹄型になっています。上を見上げると豪華なシャンデリアに美しいシャガールの天井画「夢の花束」。
おそらく世界で一番有名な天井画です。日中は内部を自由に見学することも可能で、パリ観光には欠かせないスポットとなっています!是非パリに行った際はオペラ・ガルニエの内部見学とバレエ鑑賞してみて下さいね~
■ メトロポリタン歌劇場
メトロポリタン歌劇場はアメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタン区のリンカーンセンター内にある世界最大級、アメリカ随一のオペラハウスです。世界三大歌劇場の一つに挙げられ、そのキャパシティは世界最大の3800席となっています。オペラ演目がシーズンオフの間メトロポリタン歌劇場では、世界最高峰のバレエ団の一つであるアメリカン・バレエ・シアターの公演が春季限定2か月間開催されます。
■ ボリショイ劇場
ボリショイ劇場はロシアのモスクワにある劇場です。世界の5大歌劇場のひとつに数えられる名門歌劇場で座席数は2115席。「ボリショイ」とはロシア語で「大きい」という意味で、その名の通りスケールの大きい劇場です。このボリショイ劇場を拠点とする世界最高峰のバレエ団の一つがボリショイバレエ団です。ロシアの顔とも言える存在で、作品は衣装・装置にいたるまで非常に豪華です。モスクワを訪れた際には是非本場のバレエを観に行ってみてはいかがでしょうか?
■ シュトゥットガルト歌劇場
シュトゥットガルト歌劇場はドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州のシュトゥットガルト市にある歌劇場で、「シュトゥットガルト国立歌劇場」、「ヴュルテンベルク州立歌劇場」などとも呼ばれています。座席数は1404席と小ぶりな作りですが、どの席からも舞台が良く、近く観る事が出来ます。この劇場を拠点としているのがシュトゥットガルトバレエ団で、日本公演も度々行っています。
■ 新国立劇場
新国立劇場は東京都渋谷区にある日本唯一の国立劇場です。オペラパレス、中劇場、小劇場の3つの劇場を持っていて、オペラ、バレエ&ダンス、演劇の3本柱を軸にそれぞれ作品にふさわしい劇場で上演しています。この新国立劇場を専属劇場としているのが新国立劇場バレエ団で、1997年に新国立劇場の開場と同時に発足しました。バレエの上演は総客席数1806席のオペラパレスで行われることが多いです。京王新線「初台駅」中央口直結なのでアクセスしやすいですね~