-はじめに
みなさまいかがお過ごしでしょうか。最近は、おうちで過ごす時間が増えているかと思います。
今回はそんな時期にぴったりなゆっくり楽しめるバレエ映画について紹介していきます。
■ ロミオとジュリエット
英国ロイヤル・バレエ団による、巨匠ケネス・マクミラン振付の不朽の名作を劇場映画化したものです。セリフのないバレエ映画となっています。長年にわかって敵対関係にあるモンタギュー家とキャピュレット家のロミオとジュリエットが激しい恋に落ちたことから起こる悲劇をドラマティックに描く。主演は、映画「キャッツ」に出演したプリンシパルのフランチェスカ・ヘイワードと、若手ダンサーのウィリアム・ブレイスウェルが演じています。劇場公開日2020年3月9日
■ ボリショイ・バレエ 2人のスワン
ロシアの名門ボリショイ劇場の主役を目指す2人の少女の夢と闘いを描いた青春バレエドラマ。ボリショイのバレエ・アカデミーに入学したユリアとカリーナ。裕福な家に生まれ、気高く美しいカリーナと貧しい炭鉱町の出身のユリアのお話です。境遇もバレエスタイルもまったく正反対ながら、最大の親友にしてライバルとなった2人が、過酷なレッスンに耐えながら、恋とバレエを競いあう。2人が憧れるアントワーヌ役を元パリ・オペラ座のエトワールで、バレエ映画「オーロラ」に出演し、現在はスウェーデン王立バレエ芸術監督を務めるニコラ・ル・リッシュが演じています。劇場公開日2018年7月7日
■ Girl/ガール
トランスジェンダーの主人公が、バレリーナを目指して葛藤や苦悩を乗り越えながら夢を追いかける姿を描いたドラマです。男性の体にうまれたトランスジェンダーのララは、バレリーナになることが夢で、強い意志と才能、そして血がにじむような努力で、難関とされるバレエ学校への入学を認められる。しかし、成長とともに変わっていく体によってうまく踊れなくなることへの焦りや、ララに対するクラスメイトの嫉妬や嫌がらせにより、次第に心身ともに追い込まれていってしまいます。2018年・第71回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、これが長編デビュー作のルーカス・ドン監督がカメラドール(新人監督賞)、主演のビクトール・ポルスターが最優秀俳優賞を受賞しました。劇場公開日2019年7月5日
■ フェリシーと夢のトウシューズ
エル・ファニングとデイン・デハーン、カナダの歌手カーリー・レイ・ジェプセンが声優を務める、バレリーナを夢見る少女の姿を描いたアニメーション作品です。踊ることが大好きなフェリシーはバレリーナとしてパリ・オペラ座の舞台に立つことを夢見ていました。施設に暮らすフェリシーは親友のヴィクターに誘われ、施設を抜け出して憧れのパリを目指します。パリに到着し、ヴィクターとはぐれてしまったフェリシーがパリの街で偶然に見つけたのが憧れのミラノ座でした。バレエを習ったこともないフェリシーが、元バレリーナで今はオペラ座の掃除婦のオデットと出会い、情熱と勇気を胸に夢の舞台を目指します。パリ・オペラ座バレエ団芸術監督であるオーレリ・デュポンと、エトワールのジェレミー・ベランガールが振り付けを担当しました。またエリック・サマー、エリック・ワリンが共同監督を務めています。劇場公開日2017年8月12日
-終わりに
今回はこの4つの作品について紹介させていただきました。最後に紹介した「フェリシーと夢のトウシューズ」はアニメーション作品となっているのでお子様も見やすい作品になっていると思います。
お家で過ごす期間が長く続いていますが、見たことがある方も
見たことがない方もこの機会にぜひご覧になってください。