バレエの芸術監督ってどんな人?|NOAバレエ教室

2024.05.13

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■はじめに

みなさんバレエの芸術監督とはどんな人か知っていますでしょうか。

監督と言われれば想像もつきやすいかと思いますが、「芸術」がつくとあまりピンとこないですよね。

今回はそんなバレエの芸術監督について簡単に説明したいと思います!

■芸術監督の役割

芸術監督の役割としては演目、演者の招聘の決定、また劇場ごとの芸術的な特徴を演出することです。

芸術監督はバレエ団の顔であり、バレエ団のカラーを決定するほど大きな影響力を持ちます。

役割については様々であり、バレエの芸術監督は元ダンサーや振付家が多いです。

特に歌劇場では音楽監督や指揮者、演出家の選考の仕事にも関わります。

バレエは音楽、衣装、美術なども加わる総合芸術です。

最高の舞台を作り上げるために多くの時間を費やし、多くの人々と関わり、ほんの数時間しか存在しない奇跡の美を手掛けます。

また芸術監督として重要なのは有名か無名かではなくその個人そのものを見て採用することです。

幕が開いて30秒もすれば誰の作品なのか明確に認識できるようなくっきりとした個性を持っています。

英語やに日本語、フランス語などという言語のようにどんな舞踊用語を使っているか、独自の振付スタイルというものがあるのですぐにわかります。

■日本の著名な芸術監督

・寺田宜弘

・吉田都

■海外の著名な芸術監督

・オーレリー・デュポン

・マニュエル・ルグリ

■最後に

芸術監督について少しは知っていただけたでしょうか。

有名な方を日本と海外の方で2名ずつ挙げさせていただきましたが、他にも有名な方はもちろん沢山いらっしゃいます。

皆さんが思い浮かべた人は誰だったでしょうか。もし知らない方がいらっしゃいましたら是非調べてみてください。

舞台などを見ると出演している方がやはり目立ちかっこよくて感動しますが、芸術監督やそれを支えているサポートメンバーや裏方の人たちの凄さも隠れています。

いろいろな視点から見ることでより一層楽しく見ていただくことができるのではないでしょうか。