Pose バレエ解説動画集
アンデダン
アンデダン
アンデダンは、フランス語で「内側に」という意味です。回転の向きを表す言葉で、軸足のかかとを前へ押し出すようにして回るピルエットを、ピルエット・アンデダンと呼びます。外回りのアンデオールと逆方向に回る技術です。
参考:アン・ドゥオールと アン・デダン https://ruccab.client.jp/ande.html
この動画で取り上げているのは、アンデダンでよく起こる失敗についてです。回転しようとする気持ちが先に立ち、体のほうが先に動き出してしまうケースです。体が先行してしまうと、パッセにした足が内側に入り込みやすくなり、軸が乱れる原因になります。
この失敗を防ぐために意識したいのは、動き始めの順番です。まず、呼吸と一緒に手を開きます。回転の準備として腕を大きく振り込んだり、体を先に回そうとしたりする必要はありません。手を開くのは、あくまで呼吸に合わせて行う動作です。
手を開いたあとは、かかとから足を動かして、パッセの位置まで一緒に持ってきます。かかとを起点にして動かすことで、足の動きと体の回転にずれが生じにくくなり、パッセが中に入り込むことを防げます。
体を先に回そうとする意識が強いほど、パッセが崩れやすくなるという点は、アンデダンに共通する注意点です。焦って回ろうとせず、呼吸に合わせて手を開き、かかとから足をパッセに持ってくる、という順番を守ることが、安定した回転につながります。